SBI・シェアーズ・インド株式が手数料最安値で誕生

インド投資に悩んでいる方に必見!!

SBIアセットマネジメント株式会社が設定・運用する国内最安の信託報酬のインド株式インデックスファンド「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド『愛称:サクっとインド株式』の設定・運用を開始することが発表されました。


インド株式ファンド


2023年9月7日より募集を開始し、2023年9月22日に設定・運用を開始されることになっています。
現状と今後は以下のようになります。


インド20230921インド株20230922


   

インドの魅力と可能性

 

 インドの人口推移は上昇傾向にありインド経済の成長を支えると考えます。経済発展とともに出生率が死亡率を上回っているのも人口増の要因で今後さらなる増加が予測されています。14 億人超の人口を抱えるインドは、人口で中国を抜き1位となります。


インドの人口予測

インド人口予測UNFAP2019 

(出典)UNFPA(2019)


インドは、2021年から2040年半ばぐらいまで人口の半数が労働人口となるため経済成長が長期的に見込めます。インド政府は雇用創出に力を入れているのでインドの未来が楽しみです。


インドの人口構成

インド生産年齢


足をすくわれる先進国


GDPランキング(単位:兆米ドル)

インドGDP

(出典)CebrのデータをもとにHSBCアセットマネジメント株式会社が作成


経済成長力は本物



成長を牽引する産業


◆電動車の販売が好調

 ➠2022 年の電動車販売は 100 万台を突破し、前年比の3倍で特に二輪が急拡大しています。政府からの補助金やメーカーの積極投資もみられます。日本ではあまり見られませんが、三輪や二輪が急増するなど地域の実情に応じたモデルが多いです。大手が手を出さない分野にチャレンジした新興企業の取り組みは素晴らしいものがあります。

◆宇宙産業

 ➠規制緩和で民間企業の参入に伴い技術革新が進んでいます。宇宙関連の振興企業は2012年に1社だったのが2021年には101社にまで増加しています。また政府の宇宙予算も2010年度の約930億円から2022年度に約2210億円と急増しています。米国や中国などと比べるとまだまだ差がありますが、追い抜く日も近いかもしれません。

◆3Dプリンター

 ➠エンジンなどを製造する技術をもっている企業が増加しております。3Dプリンターで製造することで製造期間が短縮しコストも削減し競争力が増しています。電動車や宇宙産業とも相性がよく相乗効果が期待できます。

◆IT企業

 ➠国内だけでなく世界的に活躍している企業が増加してます。海外のマイクロソフト等の有名企業と提携し業務を行っている企業も増加しています。

◆日用品、生命保険関連、携帯等の通信関連、銀行関連(住宅ローン)、不動産関連

 ➠人口増加を背景に各企業の利益や規模が拡大しています。インドの面白いところはオフィス街から車で5分ほど離れると急に田舎風景に変わる地域が多くまだまだ発展途上です。 


経済成長の影


◆貧富の格差が拡大しています。上位1%の資産家が国民全体の4割を占めるといわれています。都市部と農村部での格差も拡大しています。

◆雇用創出が人口増加に追いついておらず、約3割ほどが日本でいうニートであるとの推計があります。

◆男女格差が深刻です。文化的に女性が虐待を受けたり、女児を妊娠したら中絶をしたりするケースもあるそうです。

◆エネルギーが不足しており輸入が増加しています。急速な人口増加や経済成長が主な要因です。

◆カースト問題が深刻です。インドでは昔から7つぐらいの階級があるのですが、ダリト(アウトカースト、不可触民)などは差別的な扱いをされており、暴行事件なども後を絶たない状況です。


インド政府は各問題を解決するために対策を講じていますが、どれも劇的な改善には至っていないのが現状だと思います。文化や宗教などの問題は特に根深く改善には長い時間を要するのではないでしょうか。



まとめ

 


今後10年ぐらいはインドを中心に新興国の時代がくると考えられますが、新興国投資には以下の✅に留意した投資をお勧めします。


 ✅ 政治的リスクがあります。 新興国は政治的な不安定さが高い場合があり、政府の政策変更や政治的混乱が投資に悪影響を及ぼす可能性があります。法的および規制上の変更も投資に影響を及ぼすことがあります。

 ✅ 経済的リスクがあります。 新興国の経済は安定しておらず、景気変動や経済成長の鈍化が発生する可能性があります。また、通貨価値の急激な変動も通常のリスクとなります。

 ✅ 為替リスクがあります。投資家が新興国に投資する際、その国の通貨と自国通貨との為替レートの変動がリスクとなります。通貨価値の急落が投資家に損失をもたらす可能性があります。

 ✅ 市場リスクがあります。 新興国の金融市場は時に不安定であり、流動性が低くなることがあります。これにより、投資家が資産を売却することが難しくなる可能性があります。

 ✅ 信用リスクがあります。 新興国の企業や金融機関の信用力は高くない場合があり、債券や株式などの投資商品のデフォルトリスクが高まる可能性があります。

 ✅ 社会的・文化的リスクがあります。 新興国では社会的な問題や文化的な違いが投資に影響を与えることがあります。地域の習慣や価値観を理解せずに投資することで、予期しない問題が発生する可能性があります。

 ✅ 環境リスクがあります。 新興国は環境規制が緩やかな場合があり、環境問題が経済や企業の安定性に悪影響を及ぼす可能性があります。また、環境規制の強化が企業の収益に影響を及ぼすこともあります。


これらのリスクを考慮しながら、投資判断を行う際には慎重な調査と分析が必要です。多様なリスク管理手法を活用し、投資ポートフォリオをバランス良く構築することが大切です。また、専門家の意見やアドバイスを得ることもおすすめです。




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