KDDIとスペースXから2023年8月に業務提携をしたことが発表されました。
素晴らしい内容です。
KDDIは、日常をつなぐため生活動線のエリア整備を積極的に行い、4G LTEの人口カバー率は99.9%を超えています。しかし、日本は山間部などが多く可住地割が33%であり、基地局の設置が困難な場所があるため国土の面積カバー率は約60%に留まっています。そこでKDDIは、非日常をつなぐ通信エリアの実現に向け、au基地局の構築に必要な光ファイバー回線を敷設しづらい地域においても、Starlinkをバックホール回線として利用したau基地局を順次展開しているのです。
ここで登場したのが
スペースXの「Starlink(スターリンク)」
「Starlink(スターリンク)」は、アメリカの実業家イーロン・マスクがオーナーのスペースX社が開発した衛星ブロードバンドインターネットです。すでに5000機ほど宇宙にあり、性能・コスト・競争等で一歩先を行く状況だと考えています。最近ではウクライナにもサービスを提供したことが記憶に新しいかと思います。
出典:KDDIホームページより
スペースXが開発したStarlinkとKDDIのau通信網を活用することで、auスマートフォンが衛星と直接つながり、日本のどこにいても、誰もいない山や海でも「空が見える」状況であれば圏外エリアでも通信をすることが可能になります。
auからでている現在のQAをご覧ください。
災害の時にも必ず有効な通信手段となります。災害時等にauの携帯だけにつながるようなことになれば自治体や法人および個人の加入者増加につながる可能性があります。また他のキャリアにも特許や技術提供等も考えられKDDIの株価によい影響があるかもしれません。災害時にauの携帯だけがつながるようなことは、国が許さないとは考えられますが今後が楽しみな提携と技術です。
出典:楽天証券より
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