米国株(アメリカ株)暴落か?リーマンショックの再来か?利下げ観測で楽観すぎるウォール街。


SVBなどの銀行が破綻しましたが、一部の利下げ観測で将来の株高が予測され、実際に株が反発しています。


私はつみたて投資は続けていますが、あえて警鐘を鳴らす!!


今回は米国株がどうなるか私の考えを述べたいと思います。





今回のケースは過去のリーマンショックと似ているとろこがあります。あのショックと比べると「マシ」「大したことはない」「これから利下げで株価は上がる」との楽観論が一部で見られますが私はそうは思えません。






一部の投資家からは今年のアメリカ株は20%以上あがる等と発信もされています。その可能性もゼロとは言いません。過去のリーマンショックのサブプライムローンのような問題は、現時点でみられていませんが、リーマンショックのときは、これほどの「インフレ」や「大国の戦争」のような問題は起きていませんでした。状況が違うのですから、あのときのショックより「マシ」「大したことはない」「これから利下げで株価は上がる」と端的に考えないほうが良いと思います。


過去の経験から銀行等をどこかが救済することは現在も行っているようですが、救済をしても「解雇者は増加」「貸し渋り増加」「設備投資減少」「成長鈍化」につながると考えます。それは将来的なインフレを抑えることにつながるかもしれませんが、FRBの目標のインフレ率の2%までは開きがあり時間が必要です。2024年には景気後退で株価が下がると過去のアノマリーや統計から予測されているなか、今回の銀行破綻の連鎖や今後の金融関連企業の決算の内容で株価はさらに下がる可能性があると考えています。ただ私は正確な未来はわからないので、積み立て投資を継続します。





前回の投稿でも述べましたが、リーマンショックのときもベア・スターズが破綻したときに政府が救済しましたが、リーマン・ブラーザーズは大きすぎて政府は救済しませんでした。政府が救済すると考えていた投資家は裏切られ世界的な不況に繋がりました。歴史は繰り替えされるのか今後は油断ができない状況だと思います。「あの時とは違う」などと述べている投資家もいるようですが、「バブル」は起きてから初めて認識できるのだから・・・









 

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