東京証券取引所(以下、東証)が上場企業の約3300社にPBR(株価純資産倍率)の改善を要請したのです。
証券取引所がこのようなことをアナウンスするのは聞いたがことがありません。
今回は、PBRの内容や改善した時の影響、これからの日本の経済についてわかる内容となっております。
PBR(株価純資産倍率)と今後の日本経済がわかる
1.PBRとは?
2.PBRが上がるとどうなるの?
3.日本経済への影響は?
4.日本株は今は買い時か?
1.PBRとは
◆株価が1株当たりの純資産(BPS)の何倍まで買われているかがわかる指標です。
◆現在の株価が割安か割高かを判断する目安としても利用されます。
◆PBRの数値は、低いほうが割安、高いと割高となります。
◆PBRが低い高いだけで株価は決まるわけではないです。
2.PBRが上がるとどうなるの?
PBRが上がると株価が上昇していることになります。
PBRが上がるということは
➠ 企業の競争力が増している可能性があります。
➠ 配当金が増額されている可能性があります。
➠ 人や設備への投資がされている可能性があります。
日本の現状は?
東証プライム市場にPBR0.1倍台複数社顕在
3.日本経済の影響は?
これから各企業がPBRの改善に向けて動き出します。なぜなら上場企業は集めた資金をどのように活用したか公表することも東証から求められているので、否が応でも改善に向けて進まざるを得ません。また、海外投資家から購入してもらえるようなビジネスモデルや経営体質が求められるため成功したした場合の日本経済は中長期で良い未来が期待できます。
短期的には変化が視えない
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4.日本株は今は買い時か?
日本株のPBR(2023年2月末で1.18倍)からみても欧米のPBR(米国S&P500の2023年2月末3.98倍)に比べて安価です。今後、日本企業のPBRの上昇が見込めるのであれば買い時であるのは間違いがないです。ただ世界の金融不安や日本の自然災害等のリスクを考えると定期的な積立投資がベストな選択かと考えています。
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