✓この記事でわかること
✓ Tracers MSCIオール・カントリー・インデックスの特徴がわかる
✓ 他社の全世界株の内容もわかる
✓ 販売会社や手数料などがわかる
✓ 今後の対策がわかる
目次
1.Tracers MSCIオール・カントリー・インデックスとは?
2.他の全世界株の投資信託との比較!!
3.他の全世界株の投資信託に変更した方がよい?
1.Tracers MSCIオール・カントリー・インデックスとは?
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Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(オール・カントリー)
◆運用会社:日興アセットマネジメント
◆信託報酬:年率0.05775%(税込み)
①委託会社とは、実際に投資信託を運営する会社となります。Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(オール・カントリー) は、日興アセットマネジメントとなります。
②販売会社とは、私達が購入する楽天証券やマネックスやSBI証券などです。
③受託会社とは、ファンドの運用資産を保管する信託会社です。
①~③の合計額に消費税をかけた金額が信託報酬となります。
◆設定日時:2023年4月26日
◆販売手数料と信託財産留保額:無料
◆販売会社:SBI証券
◆ファンドの目的:MSCIオール・カントリー・ワールドインデックス(税引後、配当込、円換算ベース)の動きに連動する投資成績を目指します。MSCIオール・カントリー・ワールドインデックスは、現在、米国が60%を占めていますが、新興国等が伸びてくるのであれば分散効果が期待できる商品です。また、株高の影響等もあり上昇傾向にあります。
(出典)日興アセットマネジメント有価証券報告書より
(出典)日興アセットマネジメント有価証券報告書より
2.他社の全世界株の投資信託との比較
他の全世界株の投資信託との比較
信託報酬が年間でたった555円しか変わらないと考えないでください。何十年も運用を続けた場合は大きな差となります。もしよろしければ以下をご参照ください。
他社が猛追
『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』を取り扱っている三菱UFJ国際投信株式会社は、たわらノーロードS&P500の報酬率の発表があってからeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬を業界最低水準まで引き下げをしています。また、三菱UFJ国際投信株式会社の横川直社長からeMAXIS Slim 米国株式(S&P500) の信託報酬の引き下げの発表に合わせて「今後も引き続き、他社類似ファンドの運用コストに注意を払い、業界最低水準の運用コストをめざします」と発表をしていますので、どこかのタイミングで必ず最低水準に挑戦してくると考えます。
3.他の全世界株の投資信託に変更した方がよい?
◆信託報酬の引き下げ競争は激化しており他社も必ず業界最低水準に挑戦してくることが予測されるため慌てて投資商品を変更しないほうが良いと考えます。私の全世界株の投資信託はeMAXIS Slim 全世界株式ですので業界最低水準になるのを楽しみに待ちながら投資を続けていきたいと考えています。
◆価格競争が激しくなっているので、新たに参入してくる商品は、規模(純資産総額)が一定の水準を下回る等の理由で、繰上償還するリスクもあるため純資産総額が大きい投資信託の選択をお勧めします。
◆2024年は、金融危機やインフレの再燃等のリスクがあり、厳しい相場が予測されますが、売却をせずに投資を継続することをお勧めします。
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