アップル、預金サービスを開始で年利が破格の4.15%!!

アップルの成長が止まらい!!

アップルは4月17日に預金サービスを開始すると発表しました。

今後のアップルの成長に目が離せません!!



✓ この記事でわかること 

✓ アップルの特徴

✓ アップル預金

✓ アップルへの投資

✓ アップルの未来

 


目次

1.アップル預金とは?

2.アップルの狙い

3.アップルに投資をするべきか?

 



1.アップル預金とは?

 


アップル預金


◆開設方法:iPhoneのWalletアプリで口座を開設

◆預金金利:4.15%で全国平均の10倍

◆対象者:
 ➡ Apple Card Savingsは、iOS 16.4以降を搭載したiPhoneが必要
 ➡ アップルカードの利用が必要。
 ➡ 18歳以上の米国居住者で社会保障番号か納税者番号があり米国住所が必要。
   米国居住者以外が使うことはできない。


◆預金上限額:最大残高は25万ドル(1ドル140円:約3500万円)

◆手数料:無料

◆その他:
 ➡ 米ゴールドマン・サックスと提携し米ゴールドマン・サックスが貯蓄口座の提供と管理を行う。
 ➡ 破綻した際は連邦預金保険公社(FDIC)により全額保証。 


絶好のタイミング


 欧米ではシリコンバレー銀行やシグネチャー・バンクの破綻、クレディ・スイスの経営不安などで金融危機が囁かれています。預金者は中小の銀行から大手の金融機関に資金を移動させています。このタイミングでの預金サービスの提供を発表した経営センスが素晴らしい。それも年利4.15%で全国平均の10倍のインパクトも強い。センスだけでなく預金サービスを実行できるアップルの信用力、経営状況、ブランド力が示されたと考えます。


アップル業績推移

一時期の成長の伸びは見られませんが、経営は安定しています。巣ごもり需要も一服し直近では、電子機器に対する消費者の需要が急激に落ち込んでいるため2023~24年はアップルにとっても厳しい年になるかもしれません。


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2.アップルの狙い

 


アップル経済圏の強化

 iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、iPod、HomePod、AirPods、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、 Apple Fitness+、Apple Podcast、Apple Books、App Store、iTunesなど広範囲の製品の開発や販売、デジタルコンテンツ販売などを行っています。また、ククラウドサービスでiCloud、iCloud+を提供しています。米国ではiPhoneを約1億人が利用していますが、アップル預金などの金融サービスを強化することで新たな顧客や資金が流入し、ソフトウェア・ハードウェアサービスの利用者も増加し、より経済圏の強化や成長が期待できます。


乗り換え

これだけの高金利だとアップルに預金をしたいとアンドロイドからiPhoneに乗り換える利用者が増加すると考えられます。一番のメリットはiPhoneの預金者がアンドロイドなどに流出する可能性が限りなく低くなのが大きいと考えます。経済圏の競争が激化する中、顧客の流出を防ぐ狙いがあるのは間違いないと考えます。銀行業界では、中小の銀行や大手銀行からのアップル預金への資金の移動が加速するかもしれません。


運用益

ドル建ての投資商品の運用利回りは、各国の中央銀行の利上げの影響で利回りが3〜5%の商品が増加しています。預金をそれらに投資運用することでアップル預金の利回りと相殺でき、ほぼただでアップル経済圏の強化が図れます。アップルは債券も販売していますが、債券だけでなく預金サービスも展開することで、債券に抵抗がある層や債権に興味がない一般層の獲得にも繋がります。


アップル債権



ローン・クレジット機能強化

景気後退により高価格のアップル商品を購入できない方も増える可能性があります。そのため?アップルは2023年3月28日、商品購入代金などの後払いサービス「BNPL(バイ・ナウ・ペイ・レイター)」の開始を始めています。日本でも「ペイディあと払いプランApple専用」で金利が0%で分割払いができます。ただこれはオリコが行っており、アップルが自社で行っているわけではありません。今後は自社の商品は自社でローン・クレジットを行うだけでなく、それに合わせた商品開発が行われると考えます。



アップルカー

アップルカーが2026年に販売されるのではと自動車業界に激震が走ったことは記憶に新しい。電話、音楽、TV、映画など手軽なところからより高価格の自動車にまで参入する可能性があります。アップルカーが誕生する頃には、自動車ローンなどの提供も仕掛けてくることが考えられます。自動車の次は、アップルハウス、アップルビルが誕生するのではないでしょうか?その時は必ず住宅ローンにも参入してくるでしょう。またそれらローンやクレジットはiPhoneの利用者でアップル預金を利用している方が対象となることが予測されます。その時の経済圏の規模は計り知れません。


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3.アップルに投資すべきか?

 


アップルの2023年4月20日の終値のPERは28.29倍で、歴史的なS&P500のPERの平均は18.3倍といわれています。ハイテク株のPERとしてはそれほど高くはないとは思いますが、アップルの成長速度が鈍化傾向にあることや半導体不足、インフレ、金融不安、米中摩擦、逆イールド現象が生じたことからリスクが高いと考えます。2024年頃には景気後退する可能性が高く、どれだけ成長が期待できても相場全体の流れには逆らえないこともあるからです。また、過去の景気後退時に米国の株価が下がらなかったことはありません。2023年はFRBの利上げ利下げ観測で株価が乱高下する可能性もあります。まとまった余裕資金がある方は、20回(現在〜2024年の12月末まで)ぐらいに分けて積立投資をするのがよいと考えます。また、個別株は全体の10%ぐらいに抑えた方が良いと考えます。私はETFか投資信託派なので個別株は相当自信と根拠がない限り購入いたしません。例えばeMAXIS Slim 米国株式S&P500ならアップルが7%占めているので(2022年10月31日時点)これでアップルの投資は十分だと考えています。


資本主義の米国最強

 

アップルが高金利をいつまで維持するのかはわかりませんが、中小の銀行や大手銀行も金利を引き上げざるを得なくなると考えます。すると利上げで利益を上げていた各銀行の収益が悪化する可能性があります。中小の銀行は預金の流出だけでなく経営がさらに悪化し淘汰されるでしょう。それも私たちが考えている以上のスピードで進むかもしれません。米国経済が強いのは、弱く古い企業は淘汰され新しい企業が生まれ成長する資本主義がリアルで起こっているからだと考えます。このような循環が保たれている米国には明るい未来があると考えられ、
アップルへの投資もよい選択だと考えます。



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