✓この記事でわかることこ
✓ 審査基準が厳しい銀行
✓ お勧めの金融機関
✓ お勧めの借り入れ額
✓ 審査が通らない原因
✓ 今すぐやめた方がよいこと
目次
1.審査が通りやすい銀行は?
2.審査に落ちる原因
1.審査が通りやすい銀行は?
審査が通りやすい銀行は地域に密着している信用金庫や地銀になります。
2.審査に落ちる原因
カードローン(無担保ローン)の利用はやめましょう。
銀行からすると「収入が少ない」「計画性がない」「金欠」 = 「住宅ローンを貸したくない人」になります。
自宅購入を検討中の方は、お金がないからといってカードローン(無担保ローン)には手を出さないように注意をしてください。仮に借りている方に関しては、住宅ローンを借りる3ヶ月前までに完済をしてください。
銀行側は必ず住宅ローンの申込者の情報を信用情報機関で確認をします。信用機関は各個人の借り入れや完済したかなどの情報をすべて持っています。ここで注意をしていただきたいのが、借り入れて完済したとしても信用情報機関に新しい情報が登録されるまでに最長3ヶ月かかります。例えば4/1にカードローンを返済しても6/30まではお金を借りている情報が残っていることになります。借金を返済していても銀行側からすると借金は残っている状況になるので、借金の完済能力が低い、金欠、虚偽申告と疑われるリスクもあり、審査が通らない可能性があるので注意しましょう。
返済比率(返済負担率)
住宅ローンの審査においては「返済比率」という条件があります。これは住宅ローンの返済額が年収に対しての支払い基準で審査をする目安となります。
計算式は「返済比率(%)=年間返済額÷年収×100」となります。
金融機関によって異なりますが、住宅ローン返済比率は30~40%程度が上限となります。
ここで注意が必要なのは、カードローン、自動車ローン、リボ払い、スマホの分割払いなどの支払い額も月返済額に追加されます。
こうなると住宅ローンの審査に落ちる可能性が高いです。また、返済比率が35%超えると審査が落ちる方が増加します。
個人的には、返済比率は20%~25%程度に抑えることをお勧めします。なぜなら住宅の維持費、子供の教育費、人を運ぶただの鉄の塊(自動車)の購入など生活をしていると自然にそれなりの出費がでてくるからです。
ちなみに駅まで徒歩1分などの物件なら返済比率を35-40%にしてもよいでしょう。条件で変わるのも不動産の魅力ですね。
キャッシング
キャッシング枠を設けたら還元率アップやキャッシュバックのキャンペーンなどを見たことや利用された方はいらっしゃいませんか?
キャッシング枠は使用しないから大丈夫と考えていると痛い目にあいます。
銀行や使用歴にもよりますがキャッシングが未使用であっても枠の1/5が年間の返済額として返済比率に加算されることがあります。
例えば50万円のキャッシングの枠があるとすると、年間10万円の借り入れありとされるため住宅ローンの審査のハードルが上がります。
ローンの延滞
「カードローン」、「リボ払い」、「スマホ分割払い」などで支払いが1ヶ月でも延滞した方は、住宅ローンの審査が通らない可能性が非常に高くなります。通っても金利が上がるでしょう。理由としては、信用情報機関に延滞データーが記録され信用力が大幅に低下するからです。
CICでは、「契約内容」、「お支払状況に関する情報」、「割賦販売法対象商品のお支払状況に関する情報」、「貸金業法対象商品のお支払状況に関する情報」のデーターが契約期間中および契約終了後5年以内保有されます。延滞をされた方は、そのデーターの保有期間の住宅ローンの審査が通らない可能性が高まります。たった数千円で将来の何千万円の幸せへのローンが組めなくなりますので注意をしましょう。
審査に落ちないための復習
✓ カードローンは利用しない
✓ 借り入れは審査3ヶ月前に返済
✓ 返済比率は35%未満に抑える
✓ キャッシング枠は解除する
✓ ローンは延滞しない
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