米国景気後退は再び金融から襲ってくる

米国で3月にシリコンバレー銀行(SVB)、シグネチャー銀行が経営破綻した記憶は新しい。

しかし、米国の株価は何事もなかったかのように上昇傾向にあります。

米連邦準備制度理事会(FRB)が大手23行に行ったストレステストは、全ての銀行が十分な資本を維持でき、合格となっています。

これで大丈夫?

そうではないと考えています。


銀行破綻



経営危機や破綻に至った中堅・中小の銀行の健全性の検証ができていないのです。米連邦準備制度理事会(FRB)は、1000億ドル以上の銀行を含めた新たな規制案を「夏ごろ」に示す予定です。規制が強化されると、貸出がさらに減少し株価を牽引しているハイテク関連は大打撃を受ける可能性があります。また、商業用不動産向け融資にも注意が必要です。大手銀行の商業用不動産向け融資は全体の2割程度でしかないので貸し倒れが起こるリスクがあります。



現状の投資環境は「欧米金融不安」「為替」「インフレ」などのリスクや変動が大きく厳しいと考えています。このような時は積立投資を継続し10%、15%、20%下がった時にスポット投資ができる余力を残すことをお勧めします。



米国景気後退時
株価が1度も下落しなかった歴史なし




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