米国S&P500・全世界株(オール・カントリー)の落とし穴


投資信託をしている方で『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』シリーズを知らない方はいないと思います。

株価上昇の効果もありシリーズ合計純資産総額が 5 兆円を突破したと投資家には嬉しいニュースが目立っています。

 その中でもeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、大人気です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、直近で最高値を叩き出しています。


eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)

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eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)

全堺株


両投資信託も順調に資産が増加し価格も上昇傾向にあります。

しかし、「落とし穴」に注意が必要です。

確かに株高で上昇している一面もありますが、一番の要因は「円安」です。

私が株を始めた2004年は1ドル=105円ぐらいでした。

現在は1ドル=140円台です。

円安効果で133%増。

何が伝えたいかというと、例えば1ドル105円になると現在の価格から33%下落することになります。

日本は人口減等が確実のため将来的な円安が囁かれていますが、最近の日本の株高やインフレ傾向が継続するのであれば円高のリスクはゼロではありません。

現在投資をしている方やこれから円建ての投資信託などを購入する方は、円高により10〜30%ぐらいは価格が減少するリスクがあると考える必要があります。また円高を見据えた投資商品の選択が必要です。

米国債権も投資機会ではありますが、常にドルを持っていない方に関しては、利回りが低下し債券価格が上昇しても円高で利益が相殺される可能性がありますので注意をしましょう。





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