今回ばかりは無理かと考えていましたが、やってくれました。
業界最低水準の運用コストをめざす三菱UFJ国際投信株式会社は、『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)全世界株式』の信託報酬の値下げを発表しました。
現在1位の信託報酬に下げるには、これまでの信託報酬の半額ぐらいにする必要があったので流石に値下げは困難かと考えていました。なぜなら単純に利益が半額になり運用の継続に疑義が生じるからです。
そのなかで「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」を実現したのは素晴らしい。
では、各全世界株式の信託報酬の順位がどのように変わるのか以下で説明します。
3つの投資信託が信託報酬で並んでいる状況です。しかし、選ぶのであれば「eMAXIS Slim 全世界株式」です。何と言っても純資産が他の投資信託と比較になりません。今後、景気後退、中国バブル崩壊、金融危機等が生じた場合、eMAXIS Slim 全世界株式以外の上記投資信託は安定した運用が継続できるでしょうか?信託報酬の価格競争は激化していますが、一番安いからと急に変更せずに純資産などのバランスにも目を向けて選択をされることをお勧めします。
流石に限界に近づいてきているのではないでしょうか?
三菱UFJ国際投信株式会社からも「他社類似ファンドに係る信託報酬率が当社ファンドを下回る場合、ファンドの継続性に配慮した範囲で信託報酬率を引き下げることを基本とします。」と発表されています。信託報酬が下がってもファンドが解散してしまったら本末転倒ですからね。
今回も楽天証券とSBI証券を比較してみます。
最近は両証券会社は、ポイント還元競争が激化していますがどちらがよいのか?
上記の数字上みるとSBI証券の方がよい印象がありますが、日常の買い物などを楽天経済圏でしている方は、楽天証券をお勧めします。
ただし、今回ご説明しました投資信託で楽天証券で購入できるのは、eMAXIS Slim 全世界株式のみとなります。
さあ、あなたはどのファンドを選ぶ?
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